伝統こけしとマトリョーシカの専門店『コケーシカ』

迷いながらやって来た。歩き疲れて辿り着いたのはこけしとマトリョーシカの花園。ようこそ！鎌倉のオアシス。「コケーシカ！」だネ。

なんでこんなお店を開いたのかって？それはネ、こけしやマトリョーシカと一緒にゆったりとした夢見る時間を過ごしてほしかったから。そう、ここは夢を売る店「コケーシカ！」だネ。

乙女通りの散歩道。向かいは、吉屋信子記念館。川端康成邸や、鎌倉文化館もスグ近く。鎌倉といえば・・・大仏、江ノ電、「コケーシカ！」だネ。

どうしてあなたはここにやってきたんでしょう。それはネ、こけしの中にあなたを発見したいから。マトリョーシカの中にあなたの未来を見つけたいから。その店は・・・「コケーシカ！」だネ。

こけしもマトリョーシカも、はじめは子どものおもちゃでした。大人になっても好きな人は、子ども心を大事にする人。そして未来を大事に思っている人。そんなあなたのお店「コケーシカ！」だネ。

店内をご覧ください。可愛らしい、木の乙女たちがあなたを見ています。誰を連れて帰ってくれるのかなって。ドキドキしながら、待ってるんですよ。ここはこけしとマトリョーシカの店「コケーシカ！」だネ。

閉店後の店内で、こけしやマトリョーシカのため息を聞いた。今日もステキな人たちがやって来たよ。みんなあなたのことを見ていた。また来るのを心待ちにしている・・・「コケーシカ！」だネ。

マトリョーシカは、ロシアの田舎娘。こけしも東北の田舎からやって来た。故郷にいる時、いったいどんな人のところに行くのだろうと夢見てた。そして、あなたと出会う為、ここにやって来た。ここはそんなお店「コケーシカ！」だネ。

目と目が合った可愛いこけしには、あの人の面影が。目と目が合った美しいマトリョーシカには、あなたのおばあちゃんや、お母さんの面影が。懐かしい人に出会える店「コケーシカ！」だネ。

マトリョーシカやこけしには、物語がある。あなたが生まれ育って、今ここにいるのと同じ様に。あなたもきっと、それをわかって買っていかれたのでしょう。「コケーシカ！」だネ。

こけしがさみしそうに笑っているのは、あなたに話しかけてほしいから。マトリョーシカが明るく微笑んでいるのは、あなたを楽しくさせたいから。週末だけの営業なのは、あなたが来るのが待ち遠しいから。「コケーシカ！」だネ。

鎌倉の裏通り、ある日、突然現れた。夢を売る店「コケーシカ」。皆さんが夢を買わなくなったら、この店は、ある日突然なくなってしまうでしょう。だから、いつまでもロマンチックな皆さんの為のお店「コケーシカ！」だネ。